先月の定期診察で『怪しい』と疑われＭＲＩの画像から
奈良県で一番経験が豊富な権威と言われる脳神経外科の
専門医を紹介されての診察日が今日でした。
ＭＲＩの画像を詳しく説明していただきながら進めて
二年前には無かった血管がアチコチで出現しているのが
手に取るように素人の私でも見えました。
人間の身体って自然治癒機能とか自己防衛機能と言うものが
発達しているのですね。
例に漏れず私の脳内の血管も一昨年のダメージから自分を
守ろうとするために新たな血管を自然に増やしていました。
ところがですが、動脈で末端まで行き、静脈で循環して
帰ってくるシステムが、新たな血管が暴走して先端まで行く
前に新たに繋がってしまって、血液が細部にまで行き届く
前に手前の静脈に流れ込んでしまって、細部にまで届き
にくい状況を作り出してしまっているようでした。
一度脳卒中を起こした人に多い症状だそうで、はっきり言って
病気なのだそうです。
脳神経内科の医師の紹介とはいえ予約患者の順番の合間を縫って
診察まで、朝の８時１５分から採血してこの診察結果を聞いた
のは１１時４０分ごろ。
それから検査入院のための予備検査で採血６本、心電図、呼吸器
機能検査やレントゲンなどすべて回って入院の説明を聞いて
紹介してくれた脳神経内科の医師の投薬処方箋をもらうまでで
午後の３時半までかかりました。
どういう風に治療していくのが良いか？ いずれはカテーテル
手術になるのだろうけれどそれに身体が耐えれるかを含めて
調べていく検査入院が早くて１０日以降に組み込まれることに。
また２泊３日の収監生活がやってくることになりました。
順調に数値も落ち着いてきていたのだから、余計な自己防衛
など働かなくて良かったのに。
検査と待ち時間でとにかく疲れました。
