つぶらeyes

日々の見た目

葛城古道 秋 2020 ⑦ 高天彦神社

今日の葛城古道は「高天彦神社」。
古代豪族、葛城氏の最高神で、記・紀神話の
中で、出雲へ国譲りのための使者を命令した
高皇産霊神を祀っています。

 

 

現在の大阪南部と奈良の県境にまたがる葛城・
金剛山系は、古代より神奈備山(神宿る山)
としての信仰を集めてきました。

 

 

大阪側の方が坂も緩やかでロープウェイもあり
ますが、奈良県側は坂も厳しく来るまでも登れ
ません。

この神社の前の道も金剛山頂へのトレッキング
コースとなっていて、登山ファンには知られた
処です。

 

 

高天彦神社は金剛山系に連なる白雲岳という山
の麓に祀られた神さびた古社で、大昔にこの山
中の聖林で行われていた祭祀が神社の起源であ
ると言われています。

 

 

駐車場に車を停めて鬱蒼とした杉木立の参道を
進むと、霊験あらたかな気を感じます。

 

 

いわゆる知る人ぞ知る「奈良の隠れパワースポ
ット」に頭を垂れて祈り

 

 

水車の横の落ち葉道を辿って登・下山。

 

 

降りてきたときには高天原の風景が迎えてくれ
ます。