つぶらeyes

日々の見た目

ほんまもん

「寒牡丹」は人手を介さず、
自然の状態で時期が来れば自ずと花を咲かせます。

 

 

デリケートな品種ですから、気候の状態によって敏
感に反応し、場合によっては開花せずに終わってし
まうものもあります。
もう終わっている時期なのにまだ元気に咲いていま
した。

 

 

 

冬牡丹は春咲き品種の牡丹を、温室を利用して人工
的に春の状態にして咲かせます。
そしてシーズンが近づくと温室から取り出し、鉢ご
と埋め込んだもので一般的にはこれを「寒牡丹」と
して展示されることがほとんどです。

 

 

 

奈良県葛城市にある慈雲山 石光寺の牡丹は自然地
植えの正真正銘の寒牡丹です。

 

 

 

葉っぱがほとんどなく、春と初冬に花をつける二季
咲きの変種で茎や枝が黒く、30年の寿命を持つも
のもあるそうです。

 

 

因みに「冬牡丹」は春牡丹の品種を1,2月に開花
するよう促成栽培したもので寿命1年の落葉樹。