つぶらeyes

日々の見た目

心の在処

江戸の長男とは彼が転寝はしてしまわない限り、
週に一回日曜日に近況報告とこちらの安否確認を
兼ねた電話が入ります。

二男は随時自分の都合で父を捉えておかなければ
ならないときは父に、母で良いことは母に分けて
電話よりLINEで連絡が入る。

長男のお嫁ちゃんは退院してから自宅で食前・
食後と10時・15時など指を針で突っついて
血糖値を測ったり、決められた運動を熟したりと
再入院しないよう自主検査を続けているようです。

次男やお嫁ちゃんからはほぼ毎日乳児の3分ほどの
動画が届く。 可愛くて仕方ないようです。

その二人からトイレットペーパーとティッシュが無いと
日本人の噂に惑わされる愚かさを嘆く話もありました。

いやいやそれもそうだけど、お菓子もカップ麺なども
極端に売り場から消えて行っているようです。
これは噂や買い占めではなくて子供たちが給食でなく
昼食を家で食べる機会が増えたための母親の臨時策の
ようでした。

 

私は今日は大阪・谷町三丁目にある「山本能楽堂」へ
出かけました。

 

 

能を観賞するのではなく、『韻き(ひびき)の会』
という演奏会を聴きに。

 

 

会場は演奏時の録音・撮影は禁止なのでWEBから
コピー
させてもらったものしか上げられませんが

筝曲、「稚児桜」義経・弁慶の五条橋での出会い、
手合わせ、主従の契りの物語

尺八はの演奏と続き、薩摩琵琶と言うのを初めて
聞いた気がします。

 

 

いわゆる琵琶法師の弾き語りのような感じで演目は
源平・須磨の戦いで敗れた平の敦盛と源治の武将
熊谷次郎直実の人情溢れながらの戦いの物語を
見事な抑揚で情景が目に浮かびそうに。

 

ささら語りは安倍晴明の父・保名と信太の狐の
夫婦情愛の物語を竹製の『ささら』をリズム楽器の
ように使っての語り。

 

 

前にもタイトルは違うものの聴いたことがある
日本の伝統芸能を楽しませてもらいました。

奥の深い世界です。