京都府宇治市宇治にある平等院の鳳凰堂で2日、創建
者の藤原頼通の遺徳をしのぶ「関白忌」が営まれまし
た。
色とりどりの法衣を着た13人の僧侶と関係者が参列。
平等院の創建970年に合わせ、江戸時代の木版から
刷り上げた散華を舞い散らせたり、阿弥陀如来坐像
(ざぞう)の前で経を唱えたりしたそうです。
雛祭りの今日、明治期の人形から源氏物語の一場面を
再現した配置まで、工夫を凝らしたひな飾りが並ぶ
「ひな祭り 三館めぐり」が兵庫県三田市内3カ所で
開かれています。
合計約千体あり、時代によって移り変わる人形の表情
や飾り方など、歴史背景と照らし合わせて楽しめます。
27日まで。
静岡・磐田市中泉の府八幡宮は4月3日まで、家庭な
どで役目を終えたひな人形約400体を拝殿内で紹介
しています。
地元住民らから納められたさまざまな年代の内裏びな
や三人官女、五人ばやしのほか、市松人形など展示が
終わり次第、供養を行うそうです。
ちょっともったいないかな。
そんな華やかに見える雛祭りですが、秋田県由利本荘
市矢島地域の一部では行わない風習があるそうです。
江戸時代にあった洪水被害や鳥海山信仰にまつわると
され、令和となった今なお引き継がれているようで、
一切の飾りつけなどご法度なようです。
いろんなふうしゅうがありますね。