ブレーキとアクセルを同時に踏む。
コロナの話ですが経済は回さないといけないし
感染は抑え込まないといけないし。
江戸への道は65歳以上と言うのも基礎疾患と
言う面からもアウト(当面は12月17日まで)
となって、3番目の孫との初対面の可能性が
また遠くなりました。
吉野山金峯山寺の秘仏本尊蔵王権現は普段は
扉に閉ざされていますが、 国宝仁王門大修理
勧進秘仏ご本尊特別御開帳と言う事で令和2年
10月16日(金)~11月30日(月)の間限定で
公開されていました。
権現とは権(仮り)に現われるという意味で、
本地仏の釈迦如来(過去世)、千手観音(現
在世)、弥勒菩薩(未来世)が権化されて、
過去・現在・未来の三世にわたる衆生の救済
を誓願して出現されたということ。
コロナ禍にあまり宣伝するようなことも如何
かと、期間が終わったので取り上げました。
流石に山の中、上中下と奥の千本桜で有名な吉野
山の中千本の辺りに在る金峯山寺蔵王堂ですので
紅葉もほぼ終末期。
蔵王堂の前はもう散った葉っぱも綺麗に掃除され
少し横の部分にだけしか残っていませんでした。
お堂の中は勿論撮影禁止ですのでポスターなど
に掲載されていた仏像のお姿を。
見にくいので捕捉しますと真ん中が釈迦如来様
で過去を見守られ、右手の千手観音様が現世を
左手の弥勒菩薩様が未来を見られています。
一体の高さは約7mほどで、何年か前に御開帳
されたときは1mほどの真ん前まで行けたので
すが、今回はコロナのこともあり、5mぐらい
離れた場所からでしか拝見できませんでした。
見る方によっては恐ろしくも見えるのですが、
非常に穏やかなお姿で圧倒されます。
オマケに ・・・
こういうのがあるとツイツイ写って来ないと
収まらない人です。