線分光撮像衛星「XRISM(クリズム)」と小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」が搭載されて飛び立ちました。
無人月探査機「SLIM(スリム)」は打ち上げから3─4カ月後に月の周回軌道に到達、4─6カ月後に月面に着陸するという。
気の長い話しです。
X線分光撮像衛星「XRISM(クリズム)」は、X線で宇宙を観測する。星や銀河の構造などを探るのだそうだ。
搭載していた「XRISM」を14分後に、「SLIM」を48分後にそれぞれの軌道に投入し、打ち上げは成功しました。H2Aはこれで47機中46機で打ち上げに成功し、成功率は97.9%となりました。
月面着陸が成功すれば宇宙飛行士の月着陸を目指すアメリカの「アルテミス計画」に利用される可能性があるのだとか。
上手く行って欲しいですね。