起きて一番最初に目にしたニュースが「首里城が燃えています。」
『えっ? なんで?』
沖縄には4回ほど行っていて首里城へは2回ぐらいだったか?
もう20年前が最後だったけれどよく覚えています。
正殿の配置は東大寺の回廊のようだけれど、奈良で言うと法隆寺や薬師寺の
ような感じを持っていました。
伽藍で言うと法隆寺は回廊の中に金堂と塔があり、薬師寺も金堂が真ん中に
あり、首里城は中国や韓国の宮殿のように中央は兵などが整列する広場で、
見た目は全く違いますが、同等のような文化遺産を一夜にして失くした気が
してなりません。
朱礼の門から坂を登って行って高台に出たところに今回焼失した正殿・南殿
・北殿・捧神門、お庭は陽が当たって白く見えた記憶が。
祭りのための工事を深夜までしていたことや、規制のある建物でなかったので
スプリンクラーの設置が無く、初期消火も係員が消火器のみで通報も遅れた
など、条件が重なったみたいですね。
燃えた建物は第二次世界大戦以降の1992年(平成4年)に建て直された
もので、歴史的にはまだ新しいもので国宝などと言うものではないにしても
琉球王国のグスク及び関連遺産群と言う括りで世界遺産に登録されている。
機会があれば宮古や石垣を含めた沖縄県にも足を向けたいと思っていたのが
少し萎えてしまった気がします。
う~ん残念。
20日で終わった馬見丘陵公園のフラワーフェスタ。
人の数も随分と減ったろうとマーキングを兼ねて寄ってみました。
先ずは西洋ハナミズキが紅葉で真っ赤。
街路樹はもう今がピーク。 もちろんそれ以外はまだ早いですが。