1月22日、奈良市の若草山で「山焼き」が
行われ、古都の夜が炎で彩られました。
22日午後6時すぎ、花火を合図に消防団員
らがたいまつで一斉に火を放ちました。
若草山の山焼きは江戸時代から続く伝統行事で
、山頂にある古墳の霊を鎮めるための祭礼とし
て始まったという説があり、現在では山開き前
に枯草などを焼き払い、火災を防ぐ目的もあり
ます。今年は新型コロナウイルス対策のため、
観覧は事前予約をした9000人に制限されま
した。
また、麓に隣接する奈良市春日野町の春日大社
境内の飛火野では、毎年恒例「春日の大とんど
」が行われ、参拝者は無病息災や家内安全など
を祈願しました。
奈良の新年にまつわる大とんどはここでほとん
ど終わりかと思います。