つぶらeyes

日々の見た目

藤田美術

雨はほとんど降らなかったですが、梅雨のように蒸し暑い一日でした。
いつもの曇天日のごとく、山はやっぱり見えにくい状況でした。

 

今、奈良市奈良公園内にある奈良国立博物館 東新館・西新館では2022年春に
予定されるリニューアルオープンの準備に向けて現在休館している藤田美術館
大阪市の中心部)の名品を4月13日(土)~6月9日(日)の期間で展示して
います。

 

藤田美術館は、国宝9件、重要文化財53件を含む世界屈指の日本・東洋美術のコレ
クションを所蔵する美術館です。明治期に活躍した実業家・藤田傳三郎(ふじたで
んざぶろう)(1841~1912)とその息子平太郎、徳次郎兄弟の二代3人によって
収集された美術工芸品を公開するため、昭和29年(1954)に開館しました。 

仏像や国宝類を見るのが趣味の友人のお供で、先日行って来ました。

約2千点におよぶコレクションは、茶道具、水墨画、墨蹟、能装束、絵巻、仏像、
仏画、経典、仏教工芸、考古資料など多岐にわたり、その中には奈良にゆかりの
ある仏教美術が数多く含まれています。

世界に三碗しか存在しないと言われる国宝「曜変天目茶碗」をはじめ「玄奘三蔵
絵」「両部大経感得図」「仏功徳蒔絵経箱」などの仏教美術を目に焼き付けて
来ました。
平日で混んでいなかったのでじっくり拝見することが出来、ため息が出ました。
素晴らしかったです。

 

春日大社の藤もそろそろなので見たかったのですが、まだ少し早そうです。

 

国立博物館の前にある氷室神社の枝垂れ桜も去年だったか、悪性の腫瘍の治療の
ため大きな枝も切り落とされ残念な姿になって、今年は見に行きませんでしたが
池の淵にある八重桜がピークは過ぎたもののふっくらしていました。

 

 

氷室神社の藤棚ももう一息。 ゴールデンウィークが見ごろのようです。

 

 

また、紅花常盤万作が真紅に

 

西洋ハナミズキや竹笹とコラボしていました。